古民家改装 ②
雨漏りしていた屋根の葺き替え工事から始まった古民家改装。
物置だった二階は、夏の終わりに荷物を片付け、ほぼ何もない状態です。
大きな梁、木のそのままの姿を生かしたくて、天井はこのまま。
壁はもともと、漆喰で白壁にしようかとも考えていたのですが、「この土壁が面白いんじゃない?」という大工さんの提案でこのままの壁を利用することに。
小さな窓がふたつあるだけで暗かったので、設計士さんと相談し、新しく窓を設置。
以前は、階段を立てかけて上がり降りしていた吹き抜け部分の上にあった小さな窓を解体し、土壁を抜いて、窓枠を作ってもらって、建具を入れて、、
じつはこの建具は昭和初期のアンティーク。
通常なら、サッシで窓を入れて作るものだし、そのほうが規格通りなので、窓枠も作りやすいのでしょうが、この家の大きな梁や 土壁、木の持つ雰囲気を大切にしたかったので、古い建具を探しました。
そこで探し当てたのが、アンティーク家具の『ラフジュ工房』
ネット通販ということで、イメージ通りのものが届くのか不安もありましたが、商品もしっかりしていて、きれいだったし、梱包も丁寧。
信頼できると思い、こちらからもうひとつの建具と、一階の売り場にステンドグラスを購入しました。
いろんな家具の取り扱いがあるので、ホー
ムページを見るだけでも楽しくて、アンティークや古道具が好きな人にはお勧めです。
一階の売り場から、この自慢のはりが見えるように、吹き抜け部分はそのまま利用するので、落っこちないように手摺がつきました。
北側の壁を抜き、ここに窓を設置。
家の裏手になるのですが、こちら側に小川があり、ここにいると小鳥の囀りや、せせらぎが聞こえます。
洞窟を感じさせる土壁と 古いものがたくさんあり、どこか不思議な別世界。
私が子供の頃感じていた雰囲気が伝わる場所にしたいなぁ、と思っています。
東側の壁を抜いて部屋への入り口ができました。
こちら側に新しく階段を設置します。
明り取りのため、階段を上がった突き当りにも窓を設置しました。
階段を作っている途中の様子。
ここは以前は隣の部屋。父が紅茶工房として使っていた部屋です。
二階には、今改装している部屋と別にもう一部屋あって、そちらに上がる階段があったのですが、古い家によくある、角度が 急で、ふみ幅の狭いものだったので、お客様に利用していただくには危険だと取り外し、新しく作り直したのです。
でも、この取り外した階段は また利用しようと考えています。
階段としてではないけど、、、
お楽しみに!
この壁を抜いて、、、
before→
after↓
ここを上がって二階へ、どうぞ!
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