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ペレットを利用したパン窯 ②

スタジオセンスの社長 山本さんのはからいで、さいかい産業の開発隊長 古川さんとお話しをさせてもらって、窯の大きさや 実際にパンを焼く時の温度などを相談さしあげました。

それから程なく、古川隊長から次々とMessengerで送られてくる試作機が出来上がっていく様子にドキドキしながらみてました。(⋈◍>◡<◍)。✧♡


最初にピザ窯のデモ機を使って試作させてもらったのが、7月半ば。

8月じゅうには試作機がほぼ完成していたみたいですが(←古川隊長、仕事早い!)なんせ大きなものなので、新潟から山口までどうやって運ぼうかと...?


11月に 販売店である 山口市のスタジオセンスさんに試作機が届き、試運転させてもらうことになりました。


じゃーん!! これがそのペレットパン窯の試作機です。

前回使わせてもらった ペレットピザ窯をベースに改良されていて、前方以外の面からの加熱ができるように設計されています。



少量のペレットに火をつけ、少しずつ足していくことで火を大きく、窯を予熱させます。庫内がある程度の温度(170℃くらい)になったところで、おにぎりパンを入れてみました。

耐火レンガを棚代わりにして、その上に鉄板を置く方法で焼いてみました。

ペレットの供給をすこし絞り、庫内温度を安定させます。窯の温度は180℃くらいでしょうか?15分でこんがりと焼きあがりました。前回 ピザ窯ではうまく焼けなかった底面もカリッと焼きあがっています。






今度はペレットの供給量を増やして温度を上げて、カンパーニュを焼いてみました。

石窯オーブンで焼くときと同様に 直に置いて焼いてみました。下火が強くなることで、パン生地を 釜伸びさせるための方法です。狙い通り生地が グワッと膨らんで、クープが開いてきました。






抜群の焼き上がり!!

本物の石窯で焼いたような、表面の皮がパリッと、中身はもちっとふんわり焼きあがって、パンの香りも最高の仕上がりです。(´艸`*)






メロンパンも カリッと

ウインナーパンは、もっちり。












難しいといわれるバケッドも

見る間にクープが広がり、









見た目にも、味わいも 最高のバケッドです。


オーブンはパン屋の命ともいわれますが、

この窯なら、『山口県産の木材を使ったペレットで焼く』という付加価値だけではなく、美味しいパンを焼くための窯として

素晴らしい製品だと言えます。




そして、その製品が 外国の化石燃料を使った ガスや電気ではなく、自分たちの住む

山口県産の木材を燃料としていることが素晴らしいと感じました。


この試作機をもとに 製品化し、当店 子たぬきのパンのオープンまでに 完成品を作ってくださるそうです。


山口県産の小麦粉と地元の食材を使ったパンを、地元の燃料で焼く。


わたしの夢を現実にしてくださった、古川隊長。ほんとうに感謝しています。

 

みなさまに この窯で焼くパンを召し上がってもらえる日が待ち遠しいです。


もっともっと、パン作りの技術に精進します。💪



















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