食パン強化週間((笑))
『子たぬきのパン』、主力商品にしたいと思っております、☝この 丸形食パン。
名付けて『丸太食パン』
いままでも、何本も焼いてきたのですが、、、
ある方からいただいた、この牛乳。
全国にも数台しかない、特別な製造ラインで作られているそうで、その味は 決して濃い味ではないのですが、爽やかと表現したらよいのか、
言わば『おっぱい』そのものの様な
自然な味なのです。
「この牛乳でパンを焼いてみて欲しいんです。」
と、託されたからには この牛乳を生かしたパンをつくらなければ!
シンプルな味わいの 食パンを作ろうと 思い、
それまでのレシピでは、四つ葉のスキムミルクとバターだったところを、この牛乳に置き換えることにしました。
すると、しっとりとした優しい甘みのあるパンが焼き上がりました。
この牛乳はとても良いものだったのですが、九州産で、容易にてに入るものでもない。
そして、できるだけ地産地消でパンを焼きたいとの思いから、「山口県産の牛乳で作ってみよう」と再度挑戦!!
きめの細かい食パンにするために、捏ねる時間や、加える牛乳の分量を変えたり、
発酵時間や 型に入れる生地量を変えたり、
時には 型から上手く出せずにこんな事になることも…
もともと、国産小麦はタンパク質量が少なく、食パンなどの引きの強い生地には不向きと言われています。
そのなかで、子たぬきのパンの使っている山口県産小麦粉せときららは、ホームベーカリーでも美味しいパンが焼けるようにという目標を持って、改良されたと聞いています。
今流行りの生食パンにはない、子たぬきのパンのだけの『丸太食パン』をつくるのだ!!
一週間、毎日、少しずつ条件を変えて作り続けた、食パン強化週間でした。
やっと、納得できるものが出来るようになりました。焼いた次の日にもしっとりと柔らかく、そのままで美味しい。また、トーストするとサックリとした食感に変わり、表面の香ばしさと内側のふわっとしたコントラストが楽しめます。
自分でも、美味しい。食べてて、しあわせーって思える味。出来栄えです。
でも、これで完成ではありません。もっと、しっとり感をだすため、今度は蜂蜜を加えたレシピを試してみようと思っています。
あらかじめ、生地の一部を熱湯で捏ねたものを加える、湯種製法も挑戦してみます。
いろいろ試した上で、理想の食パンに近づくことが出来る事が楽しいのです。時には、一歩後退することもあるけれど。
何事も、最初からうまくいくことなんて、ありません。
もし、最初から上手く出来たとしても、それよりも良いものが作れるのかもしれない。
完成したと思っても、もっと良くする挑戦をしていきたいです。
山口県産の牛乳にもこだわりたいので、酪農をされている方とも繋がりたい。
それは、パン作りだけでなく、店作りだったり、接客だったり、全てに 思っていることです。
子たぬきのパンのを召し上がってくださった方、お店に訪れてくださった方
どうぞ、ご意見をお聞かせください。
すこしづつですが、皆様に育てていただけたら 幸せにおもいます。
どうぞよろしくお願いします。
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